素敵な本に出合った
今日は、普段本を読まないももが出会った、とっても感動した本の紹介をしたいと思います。
↓それはこちらです!↓
病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 現役看護師イラストエッセイ [ 仲本りさ ]
この本は、作者の仲本りささんが看護師になりたての頃のノンフィクション・イラストエッセイです。
発売して暫く経つため多分ご存知の方も多いと思います。
ほとんどがイラストなので、本読まない看護師のももでも一気に読み終えましたw
イラストは温かみがある優しい色使いとタッチで、とってもかわいいです。
でも、それだけじゃない。
登場人物一人一人の表情が、ストーリーと相まって本当に本当にぐっと来るんです。
内容は、看護のつらさ・うれしさ、病院で起こる様々な事件について、イラストというより漫画に近いような感じで描かれています。
病棟経験のある方ならリアルに想像でき、共感する事しかないと思います。
「あ~こんな患者よくいるな~」みたいな。
リアルすぎて
「あれ?ここってわたしの病棟かな・・・?」
って錯覚します(笑)
あとがきに「病気と人の死」が大きなテーマと書かれている通り、作中には切ないシーンがもちろんあります。
でも、気持ちがどんよりするような、暗くなるような話ではありません。
ももは作者のような優しい心は持ち合わせていません(それってどうなん)が、それでも、今まで出会った患者さん達をもっと良く知る努力をすれば良かったなぁ・・・という気持ちになりました。
また、元同僚の病棟にもこの一冊が置いてあるとのこと。
読んだ看護師全員が号泣だったとかなんとかw
その同僚からこんな話を聞きました。
ナースステーションにいる患者さんから、この本を読みたいと希望がありました。
でも、中身は病気と死についても描かれているため、同僚は「本当にみる?」と確認したそうです。
それでも「見たい」と言う患者さん。
読み終わったその方は、鼻水を啜りながら「あんたたち、大変なんだねぇ」と労ってくれたとの事でした。
こんなほっこりするエピソードが生まれるなんて、医療従事者だけではなく、患者さんにとっても素敵な一冊なんだと感じました。
うーん、どうすればこの一冊の良さが伝えられるのかなぁ・・・
と に か く 読 ん で(語彙力の消失)
拙い紹介で申し訳ないです・・・
現役看護師の方も、これからなる方も、目指そうか悩んでいる方も、
すべての人におススメしたい作品です。
看護や疾患の本に興味が出てきたので、おすすめの本があったらまた紹介していきたいと思います(*'ω'*)